久松達央のMake Our Garden Grow
茅ヶ崎海辺の朝市に、三橋清高さんを訪ねる

茅ヶ崎海辺の朝市に、三橋清高さんを訪ねる

「茅ヶ崎海辺の朝市」に、茅ヶ崎で代々続く「伊右衛門農園」の22代目、三橋清高さんを訪ねました。 毎週土曜日、午前8時〜9時に開催されている「茅ヶ崎海辺の朝市」。今の形態を取ったのは2008年。いわゆる「ファーマーズ・マーケット」とは一線を画す「文化」がそこにあるようにも感じられます。訪問する回を重ねるたびに、凄みを覚える「茅ヶ崎海辺の朝市」の、スタートの様子をお届けします。 #「手渡し」の農業
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プロジェクトによせて

プロジェクトによせて

産業化の歩みを速める日本の農業。 しかし、戦略経営の時代になればなるほど、問われるのは「正しさ」ではなく、「好き嫌い」なのではないだろうか。 極私的で偏ったこだわりの中にこそ、知性が潜んでいる。 その人はいかにその技術や技能を身につけて、どんな風にものづくりをするのか。 その人は何を美しいと思っているのか。 じっくり尋ねてみることにする。 久松達央 「久松達央のMake Our Garden Grow」は、農業をひとつの切り口として、人の生活や営み、そこから染み出す文化を探っていくプロジェクトです。 文化<culure>の語源を遡ると、ラテン語の<colere>に辿り着きます。「栽培する・耕す」という意味に加え、<colere>には「崇める・敬う」という意味も含まれている所以は、「耕す」のが大地だけではなく、心も対象であるからだ、という言説もあるようです。 “Make Our Garden
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